FXのリスクとして、リーマンショック以前であれば、さほど気にされていませんでしたが、現在は気をつけておきたいのが「金利差リスク」になります。
ご存知の様に日本は現在でも0金利政策を採用している為、銀行にお金を預けても利息はほとんど付かない状態となっています。現在はリーマンショックの影響から各国においても、以前よりも金利が安くなっています。
以前であれば、FXの一つとして、各国の金利差を生かしたスワップポイントという、金利差を生かしてお金を増やす事が出来ました。例えば円で100万円分のドル買いを行った際には、アメリカの金利-日本金利分の金利を享受する事が出来ました。
これにより、為替変動によるチャンスと金利差を生かしたスワップポイントを活用する事で、FXは上手く取引を行う事で2度おいしい取引を行う事が出来る金融商品でした。
現在は、前述した各国の低金利政策により、日本との金利差が縮小した事で、以前の様な金利差を生かした取引を行い辛くなりました。