FXの注文の種類としての「トレール注文」を説明しています。
トレール注文とは「逆指値注文」を、効率的に用いるための注文方法でトレーリングストップ注文とも呼ばれています。
損切り注文の為の「逆指値注文」を置いておくだけではなく、実勢の取引レートとほぼ同じ値幅の間隔でストップ注文の指定レートを徐々に有利な方向へ自動的に追尾してくれるという内容になっています。
買いポジションの場合には相場の上昇に合わせてストップロス注文の指定レートを切り上げるてくれ、逆に売りポジションの場合は相場の下落に合わせてストップロス注文の指定レートを切り下げてくれます。つまり損失の最小化と利益の最大化をはかる注文方法が「トレール注文」となります。
「トレール注文」の最大のメリットと上げる事が出来るのが、損切りの為に「逆指値注文」を注文しておいてくれるだけではなく、実勢の取引レートとほぼ同じ値幅間隔でストップ注文の指定レートを徐々に有利な方向へ自動的に追尾してくれる事になっている為、利益の最大化を狙う事が出来る点になります。
その都度に最高値を自動で追跡する事で、最高値から指定したトレール値幅で損切りをする為、上昇トレンドに上手に乗ることができた場合には、利益を追求するといった面で一番有効な注文方法と言う事が出来ます。反対に狭いレンジ相場に入った時にはトレールに引っかからないように調整する必要性も出てきます。この都度調整を必要とする点が、「トレール注文」の最大のデメリットとなります。